ブログアフィリエイトを成功させるためには、集客記事と収益記事の両方を効果的に活用しなければなりません。
集客記事は読者を引き付けるための基盤を築き、収益記事は読者を商品やサービスへ導く戦略を展開します。
本記事では、集客記事と収益記事の重要性と具体的な作成手法、バランスの取り方について詳しく解説します。
また、大手企業から学ぶ実践できる成功へのヒントも紹介するので、ブロガーの方はぜひ参考にしてみてください。
・ブログアフィリエイトを真剣に取り組みたい方
・ブログアフィリエイトで本業以上に稼ぎたい方
集客記事の必要性とその役割
集客記事と収益記事を分けることが成功への第一歩といえる理由を理解するためには、集客記事と収益記事の両方を学ぶ必要があります。
ここでは、集客記事について次のように解説します。
- 集客記事とは-読者を獲得するための基盤
- 集客記事はSEOに特化させること
集客記事の必要性と役割を知り、自分のブログに反映させてみてください。
集客記事とは-読者を獲得するための基盤
集客記事とは、その名の通り読者を獲得するための記事です。
そのため、アフィリエイトリンクや広告は必要なく、記事自体がブログの広告になるイメージを持ちましょう。
集客記事では、誰かの役に立つ情報や誰かの悩みを解決する方法などを掲載してみてください。
読者を獲得するための基盤となる記事であり、収益につなげる記事ではないということが絶対条件です。
アフィリエイトでよくある失敗の原因として、アフィリエイトリンクや広告の貼り過ぎによる読者離れが挙げられます。
近年では広告を非表示にする設定やブラウザの出現もあり、多くの読者が広告やアフィリエイトに対して悪い印象を持っています。
とくにアフィリエイト商品を紹介している記事では、セールストークで書かれていることが多く、読んでいると売り込まれているような感覚を覚える方も少なくありません。
無料で有益な情報を発信するブログのほうが信用性が高まり、固定の読者がつきやすいメディアへと成長します。
集客記事はSEOに特化させること
集客記事を作成する際は、ひたすらにSEOに特化させることを考えて執筆しましょう。
SEO対策はさまざまな方法がありますが、基本的な優先すべき事項として次のものが挙げられます。
- 検索されたキーワードに対する解決や発見などがあること
- 不自然にキーワードが多く盛り込まれている記事よりも、自然な文章であること
ブログ初心者の方は難しく捉えがちですが、読者の意図を考えながら執筆すれば、問題ありません。
Googleによる検索順位の上位表示への基準は明確に公開されていませんが、有益な情報を記載している記事が上位表示されている傾向です。
そのため、集客記事を執筆する際は、キーワード選定からはじめ、読者を想定(ペルソナ設定)し、上位表示されている記事を参考に執筆してみてください。
上位表示されている記事の内容にフォーカスし、“誰に””何を””発信”すれば上位表示されやすいのかを見つけましょう。
加えて、読みやすさや内部リンク、外部リンクなどさまざまな要素でアレンジすれば、読者を獲得できる集客記事が完成します。
公開してから1週間ほど様子を見て、順位が低いままであればリライトして更なる高みを目指してみてください。
収益記事の意義と収益化へのアプローチ
集客記事に続いて、収益記事について次のように解説します。
- 収益記事とは-読者を商品やサービスへ導く戦略
- 収益記事は真実を明確にすること
収益記事は、“気づかれずに稼ぐ”ことを目標とした利益を得るための記事です。
ブログに反映できていない方は、ぜひ実践してみてください。
収益記事とは-読者を商品やサービスへ導く戦略
収益記事とは、読者を商品の購入やサービスの利用に導くための記事です。
アフィリエイトリンクや広告表示など、ブログを収益化させるために必要な記事となります。
しかし、集客記事と異なりSEO対策はそこまで大切ではありません。
収益記事のターゲットは、検索からの流入ではなく集客記事を読んだ読者であるためです。
当サイトで例えるなら、本記事が収益記事といえるでしょう。(※実際は収益化していませんが…)
本記事では、前回投稿した記事であるブログアフィリエイトのはじめ方-初心者向けステップガイド-で集客した読者を対象としています。
集客記事では詳しい内容よりも、検索キーワードから考えられる悩みや知りたいことを記載する網羅性が重要です。
それぞれの詳細を書くと文字数が10万字以上になることもあり、Webコンテンツには適切ではありません。
書籍として出版するならば、何十万字になろうとすべてを解説することがおすすめですが、Webメディアではそこまで読まずに離脱してしまいます。
そのため、収益記事として別記事で解説することで、読者の離脱を防ぎつつも新しい知識を与えることによるメリットを与えます。
最終的に、必要なツールやおすすめの商品をそれとなく記載しておくことで、読者は自然な流れでアフィリリンクを踏むようになるのです。
収益記事は真実を明確にすること
ブログで商品紹介している方の多くは、企業側の目線でセールストークを展開しています。
もちろん、公式が言うことであればエビデンスとして正しいと認識できますが、果たして読者が知りたいことと結びつくのでしょうか。
答えはNOです。
公式と同じことが書いてあるだけのブログを見るなら、公式サイトを見たほうが早いですし、安心感もあります。
読者が知りたいのは“忖度のない意見”です。
良い点と悪い点を挙げた上で、何故おすすめするのかを理由づけることで読者は納得した上で商品を購入できます。
また、どんな人に向いているのかを具体的に表すことで、当てはまる方の購買意欲が増加します。
収益記事では、SEO対策やセールストークよりも、正直な意見や真実を伝えることが最大の近道です。
集客記事と収益記事のバランスを保つためのポイント
アフィリエイトブログを運営する際は、集客記事と収益記事のバランスを意識してみてください。
バランスを保つためには、次の2つのポイントを押さえましょう。
- 集客5記事・収益1記事の法則
- ターゲットオーディエンスの理解とニーズの把握
それぞれのポイントを意識して、利益最大化を実現させてみてください。
集客5記事・収益1記事の法則
ブログのバランスとして、集客記事を5つ、収益記事を1つのペースで執筆しましょう。
ブログのジャンルにより異なりますが、収益記事に偏りがちな便利グッズを紹介するブログを例に解説します。
便利グッズを紹介する記事は、基本的にamazonアソシエイトや楽天アフィリエイトを利用した物販アフィリエイト形式になります。
しかし、毎回記事にアフィリリンクを掲載しているとユーザー離れにつながりやすいため、注意が必要です。
便利グッズ紹介ブログの集客記事として適切な内容は、ダイソーで買えるおすすめ便利グッズをはじめ、無印良品やニトリ、イケアなどの商品紹介といえるでしょう。
自分のブログから購入に至るのではなく、お店に足を運ぶことで購入できる商品を紹介する記事です。
そこから収益につなげるためには、「お店に行くのが面倒な読者」にターゲットを絞り込み、似ている商品やショップを紹介する収益記事につなげてみてください。
すべてのジャンルにおいて、集客記事と収益記事のバランスを整えることが大切です。
ターゲットオーディエンスの理解とニーズの把握
自分のブログに来る読者、つまりターゲットオーディエンスの理解とニーズの把握は、ブログ運営において大切な要素です。
とくに収益記事にアクセスがあるにもかかわらず収益が少ない場合は、ターゲットを理解できていない場合が多くあります。
訴求方法が違う場合や、そもそも結びつかない商品を紹介している場合があるかもしれません。
原因を探るためには、改善と検証が必要です。
今一度、自分のブログは誰に発信しているものなのか、読者の求めていることを満たせているのかを確認してみてください。
ターゲットオーディエンスを理解し、ニーズを把握すれば誰でもブログで物を売ることができます。
大手企業から学ぶ実践できる成功へのヒント
最後に、集客記事と収益記事を分けることの大切さを知るために、大手企業の手法を例に解説します。
この集客と収益を分けて実践した企業は、マクドナルドです。
マクドナルドは、おいしそうなハンバーガーのCMで集客していますが、実際に利益率が高いのはポテトやドリンクといったサイドメニューです。
しかし、割引がない限りポテトのCMは流れませんし、季節限定や新商品でなければドリンクのCMも流れません。
それでもマクドナルドに訪れる方は、セットメニューを注文する方がほとんどです。
以上のように、マクドナルドはおいしそうなハンバーガーで集客し、つい同時に購入してしまうサイドメニューで収益を上げています。
ブログを運営する際も、マクドナルドを見習って集客記事と収益記事を分けて掲載してみましょう。
まとめ
今回は、ブログアフィリエイトを成功させる秘訣として、集客記事と収益記事について解説しました。
集客記事は、利益を考えずにとにかく読者を集めることに特化させて執筆しましょう。
収益記事は、SEOやセールストークよりも、真実を伝えることを意識してみてください。
そして、集客と収益を分けたことで成功し続けているマクドナルドを参考にし、ブログ内のハンバーガーとポテトをそれぞれ結び付けることが大切です。
ビジネスモデルは違えど、物を売ることに対してはマクドナルドもブログも変わりはありません。
多くの方が見落としている自分とは関係ないビジネスでも、成功者たちの戦略は非常に参考になります。
自分の記事や結果に満足せず、学びを姿勢を崩さないようにこれからも頑張ってみてください。
質問や相談があれば、ぜひTwitterのDMやお問い合わせフォームから私に連絡してきてください。